野球などのオーバヘッドスポーツをしているあなたへ…浜松市浜北区【かがやき鍼灸整骨院】

コラム

COLUMN

野球などのオーバヘッドスポーツをしているあなたへ…浜松市浜北区【かがやき鍼灸整骨院】

2022/04/10 11:27

・肩を上げる際に引っかかり感や痛みがある

・挙上60〜120度の間で痛みがある

・安静にしていても違和感や熱感を覚えチクチクとした痛みや腫れを感じる

・夜に強い痛みがある腕を回したり、服の袖に腕を通すことが困難である

インピンジメントとは「衝突」という意味で肩関節の筋肉や骨が衝突し痛みが発してしまうことをインピンジメント症候群と言います。

肩峰下インピンジメント症候群とは肩関節の肩峰下と上腕骨の間の滑液包で衝突が起き炎症反応が出てしまうことを「肩峰下インピンジメント症候群」と言います。

肩峰下インピンジメント症候群の原因は？

いわゆる使い過ぎ（オーバーワーク）が原因で生きてしまいます。

特に野球やバレーボール、バトミントン、水泳などといった腕をスイング、回すオーバーヘッドスポーツには多くみられる症状で別名「水泳肩」と言われることもあります。

肩関節は様々な筋肉や靭帯で構成されています。

その中でローテータ・カフ（棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋）と言われる筋肉の集合体があります。この筋肉は肩峰の下を通り肩甲骨と上腕骨を連結しています。

このローテータ・カフが腕の挙げる、回旋するなどの動きが加わり使い込んでしまうことによって炎症が起きてしまいます。

これが原因で「肩峰下インピンジメント症候群」になってしまいます。

肩峰下インピンジメント症候群の鑑別方法

・ペインフルアークサイン

肘を伸ばしたまま腕を上に挙上していきます。

この時に角度が60〜120度の時に肩に痛みを感じますがそれ以外の角度では痛みを感じることがない状態のことをいます。

この時に痛みが出ていれば陽性となります。

慢性度が高くなってくると筋肉の硬直と伴い夜間時でも痛みが出てくるのと肩関節の可動域制限も出てきます。

整形外科ではX線（レントゲン）で診断することもありX線写真には肩関節の周辺に炎症反応の白く霧掛かるように映ります。

【肩の痛みの治療】

整形外科では、インピンジメント症候群に対して･･･

・安静

・ヒアルロン注射

・ステロイド注射

などの処置が一般的です。それでも痛みが引かない場合は、手術を提案されます。

もちろん、これらの処置で痛みが緩和する場合もありますが、症状を原因から改善しないことには再発してしまう可能性があるのです。

かがやき鍼灸整骨院では肩の状態を診させていただき、痛みが強い場合は運動を休止していただく場合があります！個人だけでなく、チーム状況をふまえた上で早期復帰を目指す治療法を選択していきます！

レントゲン、CT、MRIなどの精密検査が必要な場合は、提携している整形外科さんへの紹介も可能です。

★治療内容

◆鍼(はり)、灸(きゅう)治療

鍼灸には「緊張した筋肉の緩和」「疲労回復」といった効果があり、オーバートレーニングによる筋肉疲労や違和感、痛みなどの改善が期待できます。

スポーツ鍼灸は、ケガの治療はもちろん試合前のコンディションづくりや、筋肉をベストの状態にもっていくためにも効果を発揮します。さらに、練習後にストレッチやマッサージに加えて鍼治療をすることで、コンディションを保つことがでます。

◆ストレッチ

手技により筋肉の緊張を取り除き肩の負担を軽減させていきます。

全身のバランス調整も大切で膝以外の状態、例えば骨盤動きの悪さ股関節の柔軟性の悪さによって膝の負担になっている場合があるのでそちらを調整していきます。

◆吸玉(カッピング)

筋肉のコリは、筋肉自体のコリと、血液（血）が滞ってできるコリと2種類あります。カッピング療法では、筋肉の中や細胞、毛細血管に滞っている血『おけつ』（体の中に溜まっているドロドロとした悪い血）をカップで皮下まで吸い出します。すると吸い出された筋肉や細胞、毛細血管などには肺でガス交換された、きれいで栄養が多く含まれた新しい血液が行き届くようになります。カッピングをした後は血液循環がよくなるため、体全体が、ぽかぽかと暖かくなります。